風力発電の目的
自然エネルギーを利用した発電施設を運転することにより、温室効果ガス(CO2)の削減を図ります。
風力発電のしくみ
- 風の力で風車をまわし、増速機で回転数を揚げ発電機により電気を起こします。
- 風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換します。
- 二酸化炭素を発生させない、地球にやさしい発電方法です。
- 風速が2倍になると風力エネルギーは8倍になります。
- 風の方向により向きを変える為に、風の力を最大限に 受け取れます。
- 強風時はブレード(羽根)の角度をかえて回転をとめます。
- 風力は無くなることのない自然のエネルギーです。
発電施設概要
- 運転開始
- 平成17年2月から運転を開始しました。
- 発電規模
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1,700kw(定格出力)
年間推定発電量:300万kwh(一般家庭約830世帯分に相当)
- 運転風速
- 4~25m/s(年間平均風速 地上高20m-5.1m/s)
- 電力供給
- 発電した電気は新舞子マリンパークで使用し、残りを電力会社に売電します。
- 風力発電機
- 850kw×2基(デンマーク ヴェスタス社製)
巻線形誘導発電機
ブレード(羽)直径:52m
タワーの高さ:65m - その他の設備
- 監視制御計測装置、受変電装置
高さ比較
国内の風力発電施設の動向
我が国の風力発電の導入実績は、2003年度末時点で約68万kwとなっており2010年度における導入目標である300万kw(総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会報告書(2001,6)より)に向けて、さらなる新エネルギーの導入の促進が期待されています。